更新日 2019-06-20 | 作成日 2019-06-20

ごあいさつ 2022

理事長 丸山 健一

 
 今年度の総会に於いて、理事長に選任されました丸⼭健⼀です。
組合員の皆様のため、また設計業界のために、精一杯努力して参りますので、何卒ご支援のほど宜しくお願い致します。

 新潟市建築設計協同組合は、昭和 58 年の設⽴からこれまで多くの新潟市公共建築物の設計・監理に寄与して参りました。現在新潟市では、古くは北前船の寄港地として「人、物、文化」の拠点であった「まち」を継承するため、新たな新潟駅を起点に万代エリアから古町エリアまでを「にいがた 2km」政策を掲げ、今まさに「人・モノ・情報」の中心拠点とするべく、積極的に「まちづくり」を推進されています。
中原市⻑の積極的に市政を推進する姿に敬意を表すると共に、新潟市建築設計協同組合も魅⼒ある「まちづくり」の⼀助となるため、これからも研鑽に努めていきたいと思います。

 新潟のまちづくりの⼀端を担っていく上で、組合の最大の強みは、「新潟に生まれ育ち、気候風土を知り尽くし、そして何より地元新潟を大切に思っている」300名にも及ぶ多くの組合員及びその所員が市内各地で設計業務に携わっている点にあります。その利点を遺憾なく発揮して、これからも新潟に根ざした職能集団として、また、頼られ・愛される設計技能集団として新潟市の様々な公共建築物の設計・監理業務を通じ、新潟市の「まちづくり」に積極的に関わっていきたいと思います。

 今年度の委員会・部会構成は、より柔軟な委員会・部会活動を目指す上で、これまでの総務・業務・構造委員会の他、意匠委員会と開発委員会の統合、また、「SDGs」や「カーボンニュートラル」が世界的に叫ばれ、避けては通れない時代となる中、組合でも「持続可能な建築」や「一次エネルギー消費量の収支をゼロを目指した建築物」等に積極的に取り組むため、ZEBプランナーの窓口となる設備委員会の5委員会と審査の 1 部会で活動を行います。意匠、構造、設備のそれぞれの設計者が情報を共有しながら、最新技術を研究、習得、活用できる組織として更なる向上を目指して⾏きます。

 来年度は組合創⽴ 40 周年を迎えるため記念事業を予定します。創⽴ 50 年に向けての重要な起点と位置付け、この先の 10 年に向けた新たなスタートにふさわしい事業となるよう、特別委員会を⽴上げてまいりますので、ご協力をお願いいたします。

 個々の設計者が「集まり、組織する」ことで生まれる価値を今⼀度⾒直し、最大限その価値を発揮出来るような組合とするために新理事⼀同、尽⼒してまいります。
今後も新潟市の公共建築物の設計を通し「まちづくり」に全⼒を尽くす所存でおりますので、新潟市建築設計協同組合を宜しくお願い致します。