意匠委員会 2019 (機関誌「睦び」48号)
<委員長 渋谷聡>
日頃より意匠委員会の活動にご協力をいただき大変ありがとうございます。
意匠委員会は、実務者講習会の企画・開催を担っており、組合の設計業務で役に立つ情報を皆様に提供
することを重要な役割と考えています。
平成30年度は、新潟市の新階技監のお話を聞くなどして、今後の都市の発展に私たちがどう向き合い
どう連携して行けるのかを考えたいと思いまた。
そうした中での平成30年度の活動について報告させていただきます。
1.委員会開催と協議内容
第1回:平成30年8月21日
① 勉強会
・資料読み合わせ
② 協議
・建築法規関連での市の取り決め事項について
・大規模改造の図面作成要領の検証ついて
・実務者講習会について
第2回:平成30年12月13日
① 協議・検討
・実務者講習会の内容の確認・検討と運営詳細
2.活動内容報告
① 勉強会
「新潟市財産白書」「新潟市技監・建築部長マニフェスト」「都市部の都市デザインと今後の進
め方(技監試案)」の読み合わせをしました。
新階技監は都市デザインに詳しい方ですので、事前に試案の資料をいただき知識の共有を図りま
した。
② 建築法規関連での市の取り決め事項について
外装塗材のアスベストに関しての、市の公共建築と労働基準監督署と廃棄物対策課による取り決
めについて調査し、業務で役立つよう取りまとめました。
③ 大規模改造の図面作成要領の検証ついて
改訂された図面作成要領の使い勝手についてアンケートを取り、その結果を取りまとめました。
④ 実務者講習会について
平成30年度の実務者講習会は、平成31年1月18日(金)午後に新潟テルサで開催しました。
新潟市の新階技監からの講演「新潟市のまちづく りの可能性」設備委員会が主体となっての外
部講師の講演「ZEBについて」、意匠員会からの活動結果報告、という3つのテーマで講習を行い
ました。
「新潟市のまちづくり」については、その後も懇 談会を開くなどして勉強を続けています。
意匠委員会は、皆様の技術的な一助になれるよう活動を続けてまいります。
こんなことを調べて欲しい、こん な共通資料を作ってほしい、などの要望がありましたら、 遠慮な
くお聞かせください。
今後ともよろしくお願いいたします。
「新潟市のまちづくり」懇談会