趣味のひろば-37

『休日は空手・テコンドーでリフレッシュ』

㈲オヤマツ設計事務所  中 野  元


 大学生になった年から、空手を始めました。恥ずかしながら趣味のひろば用に撮影 それまで、スポーツといえば、小学~中学まではサッカー部、高校はテニス部に所属し汗を流しておりました。
小さい頃から、外で体を動かす事が好きでした。さらに、負けず嫌いの性格だったせいか、部活などのスポーツにはいつも真剣に取り組みました。今、思い返してみると、汗を流しながら、先輩、後輩などと時には冗談を言い合いながら目標に向かって頑張る事が楽しかったのかもしれません。大学生になったとき、長い受験勉強で体が鈍っていると感じ、運動をしたいという気持ちになりました。長く続けられる競技という枠の中で選んだ結果、個人種目であるフルコンタクト空手に挑戦することに決めました。体格がすごく良い訳ではなかったので、仲の良い友人からは、やめた方がいいなどと言われました。しかし、練習するうちにどんどん空手にはまっていきました。休まず練習に励んだせいか、いくつかの大会で優勝するという結果も残すことができました。 
多くの大会に出場するようになってからは他の道場に知り合いも増え、技術向上のため、出稽古に行ったりテコンドーなど他の競技にも挑戦しました。気が付けば、大学で建築の勉強し、アルバイトに行き、練習するという日々の繰り返しでした。

        空手練習風景(女性・幼児も真剣に練習)      空手練習風景(村上の空手団体と合同練)

 現地で体感した海外での空手文化の評価の高さは、日本の誇れる点だと感じております。
 大学を卒業してからも、関東を中心に建築業界で働きながら、休みの日に近所の空手道場で練習を続けておりました。数年前に新潟に帰省して現在の事務所で働き始めてからは、自分の休みの日に練習できる場所がないという理由から、先輩と後輩に声を掛け休日に3人で空手の練習を始めました。気が付けば、口コミで人が集まり現在は約30人と練習生も増え、練習場所も白根と五十嵐地域に増えました。空手は、4歳~53歳まで、子供は小学生、大人は20代~30代の社会人が中心です。子供は、最低限の礼儀等を指導しながらも、元気に成長できるように、いつも大きな声で楽しく練習しております。大人は、空手の練習には珍しく女性が全体の人数の半分以上参加していることや、練習目的が運動不足解消の方が多いためジャージで練習できるようにしたり、組手などを行わない練習メニューなど、多くの方が練習できるように配慮しております。当初は空手だけを指導していたのですが、約半年前に社団法人全日本テコンドー協会の新潟県テコンドー協会南支部(白根支部)の支部長も任せていただけるようになり、テコンドーの指導も始めました。テコンドーはまだ始めたばかりのため、小学生数名しか練習生がおりませんが、オリンピック種目と言うこともあり、すばらしい選手を輩出できるように練習しております。最近は、空手・テコンドー共に、他の道場の指導者が、指導を手伝ってくれるようになり、私が土日に仕事で指導にいけない時は、代わりに指導をしてくれております。今は、空手・テコンドーの練習を通して、幅広い年齢、職業の方から様々な刺激をもらうことを楽しみに日々の仕事に励んでおります。


空手の練習生(一部のメンバー)

      テコンドー練習風景(型:プンセ)  テコンドー練習風景(ミット練習)    試合形式の練習


テコンドーの練習生